~Getting active~

 酒をやめよう!やめよう!と頭の中でずっと考えていても、逆に酒のことを意識してしまうものですし、意識するのをやめようとすれば、そう考えること自体がすでに酒に意識が向いてしまっているということなので、しんどいですよね。それに、酒をやめたばかりだと、今まで飲んでいた時間をしらふで過ごすことが、長く感じて嫌になるはずです。それならば、いっそ今できる行動を積極的に行ってみましょう。

「Living Sober」にかかれている方法は、まず、「AAに参加すること」です。
酒を飲むのをやめるかどうか決めかねていたとしても、とりあえずミーティングに参加してみて、飲まないことを共通の目的としている参加者たちに、魅力を感じるかどうか試してみてください。何度か参加すれば、きっとあなたと同じような経験をしていて、共感をもてるメンバーが見つかると思います。話をしたくなければパスしても良いですし、献金もできないと思えばしなくて大丈夫です。何度か参加してみて、ここで酒をやめてみようという気になるようでしたら、声をかけてグループメンバーに入れてもらうことをおすすめします(自分が参加しているグループをホームグループといいます)。酒をやめたいという願いさえお持ちでしたら断られることはありませんし、歓迎されると思いますので、気楽にどうぞ。

酒を自分一人でやめるというのは相当難しいものですから、楽に酒をやめているなぁとおもうメンバーをみつけて、その人の方法を真似てみるのが良いと思います。

最初は必死にやめようと、一日に3回ミーティングに出席するような人もいますし、仕事の都合などでそんなに来れない人ももちろんいます。個人的にはどちらでも良いと思います。重要なのは習慣化することだと思います。ただし、最初は体力的にも精神的にもちょっと無理をするとしんどくなることが普通ですので、くれぐれも無理の無いよう、疲れたら休んでください。

しばらくしたら、グループ内で役割が色々あると思いますので、ニューカマーでもできるものをきいて、やらせてもらうと良いと思います。コーヒーやお菓子の準備ですとか、会場の椅子を並べるとかですね。とるに足らないことと思うかもしれませんが、やる人がいなければミーティングは開けません。価値のあることです。そうしていくうちに、他の飲まない仲間と一体感を感じるようになり、自然と飲まないで生きているようになったりします。

AA以外のことも、趣味や運動などやってみると良いと思います。最初は体力もありませんし、依存症者というのは頑張りすぎたり、集中しすぎたり、過活動になったり、とにかく好きでやっているはずのことを苦行みたいにしてしまうのが得意ですから、適当にほどほどにやるのが良いです。私の場合は、散歩やヨガ、映画をみたりをしました。本には勉強をするとかボランティアをするとかも書かれていますが、立派だなぁと思います。私はあんまりそういう気分にはなれませんでした。ほかにも、やりたいけれども仕事が忙しくてできなかったこととか、飲んでいてできなかったこととかも良いかもしれません。あ、そうそう、思い出しました。私はこの時期バイクの免許を取ったんでした。中学生の頃憧れていたんです。スズキのバンディットっていうバイクに。バンディットはもうポンコツの中古車しかみあたらなかったので買いませんでしたが、20年越しの目標を達成しました。でも酒をやめたばかりで公道を運転するのはあんまりおすすめしません。イライラしやすいので危ないです。私は2年で2回事故って骨を一本折りました。

酒をやめてすぐの時期は依存症が原因で仕事を失っていたりすると、先のことを考えて焦ったりイライラするものです。それが普通だと思います。でも、先のことはその時にしかできませんし、今どうしようもないことを考えて焦るより、当面はゆっくり回復にむけて心身を休めたり、楽しんだりしてリフレッシュされることをおすすめします。先のことは然るべきタイミングでどうにかなります。皆さんそうですから、心配しなくて大丈夫ですよ。でも心配するのが普通ですよね。AAの仲間に吐き出してもいいですし、布団をかぶって寝ちゃってもいいと思います。

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