~Easy Does It~

急に仕事が降ってきたとき、僕はいつも、それを今すぐに片付けないといけないという気持ちになって、焦ってしまいます。
そうして超特急で仕事を終わらせようと、必要なことをきちんと確認しないまま進めてしまったりします。例えばその仕事の優先度の確認です。他にもっと急ぎでやるべき仕事があるにもかかわらず、突然割り当てられた仕事の方に100%の力で取り掛かってしまい、本来やるべきことが疎かになったりします。
そして、仕上げた仕事に関しても、ケアレスミスがあったり、技術的な裏とりをせずにすすめてしまい、周りに迷惑をかけてしまったこともありました。

リビングソーバーのこの章に、以下のように書かれています。

「わたしたちは、とかくやり過ぎてしまい、不注意に急ぎすぎ、ペースを邪魔されると我慢ならなくなる傾向が大いにある。」

この章を初めて読んだとき、まさに自分自身の事を書かれているようで、びっくりしたことを覚えています。

僕の場合、このように振ってきた仕事を超特急で仕上げたくなるのには、明確な原因がありました。

それは恐れです。

この仕事をすぐにこなしてしまわなければ、次から次へと仕事が振ってきて、こなせなくなってしまうという恐れです。
実際には、僕が手一杯なのに次から次への仕事を押し付けてくるような上司はほとんどいませんし、無理ならば率直に仕事を断ればいいだけなのですが、自分にとって他人は信頼できる存在ではありませんでしたから、相手を信じて委ねることができなかったのです。そして、依頼された仕事はすべてこなさなければ、自分は評価されず存在価値を失ってしまうと信じていたのです。

そういった恐れは、残念ながら今でも感じることがあります。長年染み付いた思考のクセで、一朝一夕になくなるものではないのでしょう。
恐れが出たときに、それにに振り回されないように、今では以下のことを心がけています。

・気持ちの焦りを感じたら、一息入れてから、仕事の優先順位を確認し、簡単なガントチャートにスケジュールを整理する。
・自分が何もかもできるわけでは無いことを心に留め、自分にこなせる仕事量か吟味する。
・すぐに対応しないといけない仕事でなければ、思い切って翌日対応することにし、今日は今日やろうとしていた仕事に専念する。

一番ダメなのは、焦ってイライラしたり、頭が真っ白なのに、今までの知識や経験を使ってとりあえず仕事を片付けてしまうというやり方です。絶対にクオリティの高い仕事ができません。

「気楽にゆっくりやろう」言葉で言うのは簡単ですが、そのスタンスを自分のものにするためには、恐れや完璧主義を手放してゆき、他人への信頼を強化していけるよう、日々棚卸しと埋め合わせに取り組んでいかなければならないのだと思います。

12 Step and me 「気楽にゆっくりやろう」 Click To Tweet