~私たちの短所を取り除いてくださいと、謙虚に神に求めた~

神に求め、おまかせする

さてさて、12ステッププログラムの解説もようやく折返し地点を過ぎましたね。ここまで読んで頂いた方は本当にお疲れ様でした。筆者も少し気持ちが緩んできましたので、少し引き締めて残りの記事を書こうと思います。

早速ビッグブックのステップ7の箇所を読みましょう。場所は第6章 行動に移す P109の後ろか5行目~最終行です。今回も短いですね。神に欠点を取り除いてもらうようおまかせすることと、そのしもべとして、神の意思に従って自分の側の行動をするという決意を新たにするため、ビッグブックの読んでいただいた箇所に記載の祈りの言葉「神様、わたしは今、わたしの全てを・・・」をを声に出して祈りましょう。はい。これでステップ7はおしまい!。おやすみなさいzzz。

って流石にそれではどうかと思いますのですこし解説をしますね。お祈りして素通りしてしまうとこのステップの重要性に気が付かなくてですね。。。私もそれで痛い目を見ましたので、きちんと説明させていただきます。

そうそう、ステップ6の「欠点」と、ステップ7の「短所」って、なにか違うの?と気になる方はいらっしゃいますか?12ステップの原文を読むと、欠点は「Defect」、短所は「Shortcomings」となっています。言葉が違うから意図するところも違うんですかね?いいえ。意図するところは一緒です。強いて言えばDefectは人間に対しても機械にのような物にもつかいますが、Shortcomingは人間にしか使わないんじゃないかとおもいますけど。これは英語のパラグラフ・ライティング(作文)の特徴です。同じ言葉を何度も使うのはエレガントではないとみなされていて、類語を利用することが好まれるんです。私は学生時代北米の学校におりまして、教授からそう教えられました。英英辞典でシソーラスという類語辞典があるのですが、それを使って似た言葉を探してエッセーやら論文やらを書いた記憶があります。あとは必ずパラグラフの最初のセンテンスはトピックセンテンスにするとかが基本です。ただし、技術書では類語なんて使わないですよ。表記が揺らいだら最悪です。まあそれはどうでもいいので先に進みましょう。あ、知ったふうなこと言うくせに文章下手やなとかもやめてください><筆者もアル中です。批判にはめっちゃ打たれ弱いのです。(ただし間違ったことを書いていたら教えてくださいね)

謙虚とはどういうことか

謙虚の反対はなんでしょうか。私は傲慢だと思います。傲慢な人のイメージってどんな感じですか?職場で舌打ちしたり偉そうに説教する人?電車の中でふんぞり返って座る人?それは目に見える行動ではありますが、単に配慮が足りない人ってだけかもしれませんね。内面を説明すると、自身を過大評価して、人に感謝の念を持たない人というところでしょうか。逆にあんまり自分を卑下したり過小評価する人も、そうしておけば周りから憎まれないだろうという他人をナメた計算高さも感じますし、無自覚にやっているのであれば自分に与えられたものに目を向けて感謝することができない人という印象を持ちます。どっちにしてもあまり好印象ではないですよね。

それでは謙虚とはどういう人でしょうか。自分を過大評価も過小評価もせず、欠点が沢山あることを自覚しながらもそれを受け入れありのままの自分でいられる人なのではないかと思います。

そういう人は自分が常に正しいわけではないことをよくご存知で、また常に正しくあろうとする必要性も感じていないでしょうから、新しい考えや価値観を受け入れることを恐れず、自分をどんどん変えていけるのではないでしょうか。

振り返ってみると、筆者の周りにも謙虚だなと思える人は結構いたような気もします。決して目立たず控えめで、職場のリーダー格でもないけれど、周りの状況や評価に右往左往せず、謙虚に自分の責務を果たすような人です。そしてリーダー的な人が結果を出せなくなって恨み言を言いながら離職したあとも、そういう謙虚なひとは会社に残って、いつの間にか偉くなってたりするものです。あなたの周りにも絶対いると思いますよ。

そうして謙虚な気持ちになろうとすれば、あなたの理解した神を信頼し、欠点を取り除いてくださいと真摯に求めることができるのではないでしょうか。また、謙虚さは他者への信頼の気持ちをもつことにもつながるのだと思います。

次のステップに進む前に

謙虚という意味を一度考えてみてください。職場や自助グループ、家庭での役割を、謙虚さをもって行うことはできていますか。自分のできることを責任を持って精一杯行い、評価は人に委ねているか。他人を信頼しているか。恐れから嘘をついていないか。自分を大きく見せようとしていないか。自慢をしていないか。噂話や陰口をしていないか。人を裁いていないか。「人は人、自分は自分」、自分の意見を押し付けず、他人を尊重しているか。自分の考えに固執していないか。他人の意見に対して開かれた心を持っているか。間違いを指摘されたら謙虚に正すことができているか。そういったことを、日々自己吟味してください。神に対して謙虚になる前に、まずは人に対して謙虚に接するようにする必要があります。

次のステップに進む前に、もう一度ビッグブックのステップ7のところの祈りを祈っていただき、性格の欠点を取り除いてもらえるように祈って、次に進みましょう。私たちが欠点にしがみつき、それを使っているうちは神はそれを取り除くことは出来ないのですから。さて、次は埋め合わせのリスト作りです。

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