~祈りと黙想を通して、自分なりに理解した神との意識的な触れ合いを深め、神の意志を知ることと、それを実践する力だけを求めた~

神との意識的なふれあいを深める

さて、今回もビッグブックのステップ11にあたる箇所から紹介させていただきます。第1章 ビルの物語 P20の6行目〜P21の最後までが、ビルのステップ10〜11になります。また、第6章 行動に移す P123の後ろから5行目〜P127の1行目(第6章の最後)までになります

ビルは神の計画のままに問題に立ち向かう強さが与えられるよう祈りました。そして、神の意志を知るために、信仰に加えて、「意欲」「正直さ」「謙虚さ」が必要不可欠ということに気が付きます。

このステップでは、祈りと黙想を日常生活に取り入れます。祈りを行うタイミング、一日の中で、朝起きたあと、夜眠る前、そして、「動揺したり、疑問を抱いたりしたとき」です。その祈りを通して、これまでのステップで手放した自分の意志の代わりに、神の意志を受け取り、生活に使ってゆくのです。

どのように祈るのか

夜眠る前には、ステップ10でも触れましたが、一日で起きた恨み・恐れ・わがまま・不正直を振り返ります。また、埋め合わせが必要なことはなかったか、思いやりをもっていたか、もっとうまくやれたことはなかったかについても、振り返ります。そして、神に赦しを乞います。心配や後悔に流されないように注意して下さい。そういった状態では、自分のことで精一杯になってしまい、人の役に立つことができなくなります。うまくいったことにも目を向け、それも神に受け入れてもらうよう祈ると良いと思います。筆者は自分の失敗をいつまでもクヨクヨと引きずってしまい、それが恨みや自己憐憫の元となってしんどかったのですが、このステップを実践することで、楽になりました。

朝は、今日一日の計画を立て、自己憐憫、不正直、利己主義から切り離された行動ができるように祈ります。

動揺したり、疑問を抱いたら、すぐに、「正しい考えと行動を示してください」「私の意思ではなく、あなたの意思が行われますように」と祈ります。もちろん毎回正しい考えや行動が取れるわけではありません。私たちには神の意志を完全に理解し、そのとおりの行動をとることなんて出来はしません。自分が物事をすべて取り仕切っているのではないことに留意し、神の意志を知ろうとする謙虚な態度をもちましょう。そうすれば、自己中心的な行動からは遠ざかることができると思います。こうして迷いを持ったときに祈る習慣をもつことで、「自分に変えられるもの」と「変えられないもの」を見分けることができるようになっていき、自分の能力以上のことをコントロールしようと、労力を使うことがなくなっていきます。また、自分の意思が行われること、自分の思うように物事が運ぶことに執着しなくなっていきます。そうなると、一気に生きるのが楽になりますよ。

これまでに、ステップ2でその時点では半信半疑でも、まずは信じてみることにし、ステップ3で行動に移す決心をされました。ステップ4で生き方の問題を整理し、5~9で問題を解決するために自分の側でできる事を、実際に行動にうつしてきました。ステップ10~11ではその行動を継続してゆきます。そうしてゆくと、このやり方がうまく行く、より楽に、より良く生きられるようになるという確信を持つに至るでしょう。

参考までに筆者のおすすめの朝夕の祈りを、日々の祈りページに乗せておきます。祈りはご自身でいろいろと探して、素敵だなとおもうものを利用されるのが良いと思います。筆者はあまり信心深い方でもありませんので、ご紹介した祈りを朝夕読み上げる程度のことしかしておりません。それでも、少しでも謙虚な気持ちになろうとすることができているように思います。私自身には謙虚さが欠けると常日頃思っているので、この祈りは続けていこうと考えています。

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