12ステッププログラムについて

12ステッププログラムという言葉をご存知でしょうか。

12ステッププログラムは、アルコールを始めとした依存症に対する回復の方法として広く知られています。このプログラムを実践することで、依存症を元にした考え方や振る舞いを変えてゆき、心の安定を手に入ることで、依存症のサイクルから抜け出すことが出来るのです。

このプログラムは、最初は、アルコール依存症患者の自助グループである、アルコホーリクス・アノニマス(AA)の設立メンバー、ビル・ウィルソンによって開発されました。

アルコール依存症者が飲まずに生きていくための方策として利用されてきたこのプログラムは、その後、他の依存症からの回復にも効果がみられるということで、現在ではギャンブル依存症など、アルコール以外の依存症患者の自助グループや、アダルトチルドレンといった生き方に苦しさを抱えている方々のための自助グループでも利用されています。

どんなプログラムなのでしょうか。ご興味のある方に、早速プログラムの内容を紹介致します。AAで利用されているものを紹介致しますが、お酒以外の依存をお持ちの方は、「アルコール」となっている箇所は、他の依存症に置き換えて読んでいただけますでしょうか。


AAの12のステップ

  1. 私たちはアルコールに対し無力であり、思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた。

  2. 自分を超えた大きな力が、私たちを健康な心に戻してくれると信じるようになった。

  3. 私たちの意志と生きかたを、自分なりに理解した神の配慮にゆだねる決心をした。

  4. 恐れずに、徹底して、自分自身の棚卸しを行い、それを表に作った。

  5. 神に対し、自分に対し、そしてもう1人の人に対して、自分の過ちの本質をありのままに認めた。

  6. こうした性格上の欠点全部を、神に取り除いてもらう準備がすべて整った。

  7. 私たちの短所を取り除いてくださいと、謙虚に神に求めた。

  8. 私たちが傷つけたすべての人の表を作り、その人たち全員に進んで埋め合わせをしようとする気持ちになった。

  9. その人たちやほかの人を傷つけない限り、機会あるたびに、その人たちに直接埋め合わせをした。

  10. 自分自身の棚卸しを続け、間違ったときは直ちにそれを認めた。

  11. 祈りと黙想を通して、自分なりに理解した神との意識的な触れ合いを深め、神の意志を知ることと、それを実践する力だけを求めた。

  12. これらのステップを経た結果、私たちは霊的に目覚め、このメッセージをアルコホーリクに伝え、そして私たちのすべてのことにこの原理を実行しようと努力した。

難しく感じますか?

大丈夫です。誰しも最初はそう感じます。このプログラムに沿って生きている人々ですら、まさかこの難しそうな生き方を実践することになるとは、思いもしなかったはずです。

ですが、実は12ステップの生き方は難しいものではありません。やる気さえあれば誰にでもできます。ご安心ください。12ステッププログラムは宗教ではありません。自分を超えた大きな力を信じることは必要となりますが、とりあえずは、あなた自身が何もかもを取り仕切れる神様ではなく、限界のある人間だと認識いただくだけで大丈夫です。

このステップを成功させるただ一つの条件は、あなたがご自身の抱えている問題に正直に向き合うことだけです。

修行僧や聖人のような生き方は求められません。このプログラムに沿って生きている方たちは、アルコール等の自分のアディクションや、対人関係の問題と向き合う中で、自分の内面の問題を明らかにし、それらから解放される必要を感じました。もっと楽な生き方をするために、このプログラムを手に取り、取り組み始めたのです。

一緒にやってみましょう

このサイトは、12ステッププログラムがどういうものか、初めての方にわかりやすくお伝えするために作られた入門サイトです。

依存症や人間関係のアディクションに苦しんでいて、これから12ステップへの取り組みを考えている方を対象としています。

それでは、12ステップの旅を始めてみましょう。

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